Nexperiaの単一出力ロジックデバイダ、 最大93%の省スペースでシステム効率を向上
February 27, 2018ナイメーヘン -- 耐過電圧AHCロジックデバイダの新シリーズ、設計自由度と信頼性アップ
NXP社のスタンダード・プロダクト事業部門を前身とするNexperia(ネクスペリア社)は、本日、発振回路付きAHC(アドバンスト・ハイスピードCMOS)デバイダの新シリーズを発表しました。省スペース、効率向上、システム全体のコスト削減に加えて、74AHC1G42xxデバイダ新シリーズは、異なる電圧での稼働に向けて耐過電圧入力を初めて提供しており、設計の信頼性と自由度が高まります。
標準の汎用ロジックデバイダ/カウンタ(74HC4020、74HC4040、74HC4060)は、複数の出力を有していますが、多くのアプリケーションで、これらの出力は使用されず、大半のデバイダソリューションはサイズが大きすぎるのが現状です。ネクスペリア社の74AHC1G42xx専用単一出力ミニロジックデバイダは、面積僅か4.4mm²のTSSOP5パッケージにおける特別の2xx 周波数分割(xx = 01 ~16)を提供、SO16パッケージのデバイスに比較して大幅に小さいサイズを実現しました。
ネクスペリア社のロジック担当シニアプロダクトマネージャであるマイケル・リヨン(Michael Lyons)は、次のように述べています。「74HC40xxのソリューションと比べて、よりフットプリントの小さいパッケージへの移行により、設計者は最大93%の省スペースが可能となり、空いたスペースを追加の機能に使用できます。産業用アプリケーションにおいては、当社の単一出力ソリューションにより、水位センサーモジュールの必要スペースが10cm³ から 4cm³に削減可能となりました。その後、当社は、その他の多数のアプリケーションにおいても単一出力しか必要としないものを見極めました。車載用もその一つです。複数の出力が必要な場合は、当社のAHCデバイダ新製品を複数使用することで対応でき、省スペースが維持できます。」
ネクスペリア社の74AHC1G42xxシリーズのミニロジックパッケージ単一出力デバイダのシグナルインテグリティ性能は他のソリューションと同等です。デバイスは、車載用としてAEC-Q100規格に準拠しており、使用可能温度は-40 °C から +125 °Cです。現在、3機種のAHCデバイダをご用意しています。より詳しい情報はリーフレットをダウンロードしてご覧ください:
Nexperia(ネクスペリア社)について
ネクスペリア社は、NXP社のスタンダード・プロダクト事業部門を前身とし、ディスクリート、ロジック、MOSFETデバイスを専門とする世界的なリーディング企業です。2017年初めにNXP社より独立しました。効率を重視し、一貫して信頼性の高い半導体部品を年間850億個生産しています。その広範な製品ラインナップは自動車業界の設定した厳格な基準に適合しています。自社工場で製造される業界をリードする小型パッケージで、クラス最高の品質レベルとともに、優れた電力効率と熱効率を実現しています。世界の大企業のサプライヤとして半世紀を超える歴史があり、ネクスペリア社は、アジア、欧州、米国で11,000名の従業員を雇用し、世界中のお客様をサポートします。広範なIPポートフォリオを有しており、ISO9001、ISO/TS16949、ISO14001およびOHSAS18001認証を取得しています。
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